2017年1月8日日曜日

SBS Tournament of チャンピオンズ Round3

決勝ラウンドに突入すれば、メディアが取り上げだすのが優勝スコアである。
1999年からカパルアで開催コースが固定されているこの大会では、開催日程も
この時期で、コースとしては海風が吹けば波乱な展開となるが、穏やかな日が
多いようである。
過去の優勝スコアも20アンダー越えが殆どで、72ホールでのベストは2003年大会
での31アンダーで、アーニー・エルスが叩き出している。
昨年の優勝スコアも30アンダーで、ジョーダン・スピースである。
このスコアを超えるのは、至難の業だが、Round3の本日も微風。
明日も同じような天候であれば、20アンダーは超えるであろう。


一日で10アンダーが出せる可能性のあるコースであるから、誰が勝つかを予想するのは
非常に難しいが、爆発力で言えば、ジャスティン・トーマス、パトリック・リード、ジミー・ウォーカー
ジェイソン・ディ、ジャスティン・ジョンソンそして松山選手が挙げられる。

松山選手が優勝した、WGC HSBCチャンピオンズの前週にマレーシアで開催された
CIMBクラッシックで自身キャリア2勝目を手にしたジャスティン・トーマス選手。
この大会の2位は松山英樹選手で、3打差での単独2位。

勢いがあるジョーダン・スピース選手と同学年、今年24歳になるトーマス選手が
プロ転向したのが2013年。
2014年に下部ツアーで1勝し、2015年CIMBクラッシックでPGAツアー初優勝。
2016年に大会連覇して、今大会の切符を手にしたわけだが、南国気候が得意なのか?!

Round3最終組のトーマス選手とライアン・ムーア選手。
年の差は10歳ほど、飛距離の差もキャリーで30ヤード以上あるのではないかと思うが
スイング動作には、共通点がある。
それは、Aスイング。
A-Swingとは、デビット・レッドベター氏が新たに提唱するスイング理論。


後方の映像を比較すると、R.ムーア選手のバックスイング~フォワードスイング
での切り替えし動作が、レッドベター氏が言う、クラブのV字がトーマス選手より
大きいが、動作自体は同じである。
ムーア選手のが、バックスイング時のヘッドが後方背中側に移るのが遅く見えるが、
これはセットアップ段階で、手元を下げて構え、クラブをフラットにしてるから。
ムーア選手の持ち球は、ドロー系。
セットアップでクラブをフラットに構え、インパクトでクラブをアップライトにする
ドライバースイングの理想系といえる。
切り返し動作で、ループさせれば、クラブヘッドの入射角度(打撃角度)は、
アッパーとなりやすいのでドライバーの動きには適している。
気をつけたいのは、J.トーマス選手の正面映像を見ると解るが、
バックスイングでグリップが高く上がり、左肩が下がり、左ひざが
横に動き過ぎれば、リバース・ピボットと言われる現象を引き起こす。
これを防ぐには、ボールの見方、目線を意識する方法しかない。
一般的なレッスンでは、バックスイングで手を高く上げないとか
左ひざを動かさないようにと言った、やらないアドバイスしか言われない。
その意識で改善される事はまずない。
また、手首を使うタイミング、使い方でクラブヘッドの動きはまったく変わってしまう。
見た目でも、もちろん変わる。


Round3は大詰めを迎えている。
フロント9では、鳴りを潜めていた松山選手はバック9で爆発!
14,15の連続バーディを含め、ノーボギーでRound3のスコアは66、Total-16でフィニッシュ。

このままなら、FinalRoundは、最終組となる。
カパルアの18番ホールはPar5となるが、松山、トーマス選手とも2打でグリーンを
捕らえられる、ガップリ四つで 最終ホールを迎えれば面白い。
1990以降生まれの両者にベテランのムーア、J.ウォーカーが絡む展開が
予想される最終日。どんなドラマが生まれるか。

ホールアウト後にメディアに囲まれてインタビューを受ける松山選手にも
オーラが漂い始めた感がある。

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