2016年12月5日月曜日

Hero World Challenge Final

タイガー・ウッズ選手の復帰戦となるタイガー主催のヒーロー・ワールドチャレンジ。

致し方ないことではあるが、話題はタイガー選手に集中。

世界中のゴルフファンは、久々に見るタイガー選手の映像を色々な色眼鏡で見ていることだろう。

そんな中、試合は大変なことになり、日本人としては非公式ながら松山英樹選手の
大物ぶりに目を細めるゴルフファン、スポンサーなどの関係者は多いことだろう。


PGAツアーのFacebookページに1993年から2016年のタイガー選手スイング変遷
が投稿されていたのでご紹介と解説をしたい。




この映像を見ると、身体の大きさだけではなく、イメージする弾道と共に
クラブの動かし方、スイング動作が変わるのが良く解る。

アマチュア時代からブッチ・ハーモン氏と共に作り上げてきたスイングは、ブッチ氏
と決別する2003年シーズン頃まで。
タイガー選手の絶頂期を支えたのが、ブッチ氏であるのは間違いないだろう。

タイガー選手がプロ入りするのは、1996年だから、1997年のスイングとそれ以前の
スイングとはスピードとバックスイングが異なる。
スイングの特性は変わらないが、やはりメジャー3連覇した2000年からブッチ氏
と決別する頃の20004年の動きが安定感抜群で見ていて、惚れ惚れするスイングである。

その後は安定期となるが、2003年のシーズン後半からハンク・ヘイニー氏に師事するが、
ヘイニー氏とは体に負担のかからないスイングを目指したらしいが、ヘイニー氏に
師事していた期間はあまりスイングに変化はない。

2010年からは、ハンター・メイハン選手などを教えるショーン・フォリー氏に師事。
2009年頃からスウイングの始動部分が大きく変わった。

プレスイングでもその動きを意識する場面が、映像で見受けられたが、このようにスイング動作を見て行くと良く解る。
スイング始動で、クラブヘッドを手首を使って、縦に動かす動きが顕著となっている。
メイハン選手の始動によく似ていることから、フォーリー氏が変更を加えたのだろう。

ショーリー理論は、左軸(目標側)1軸スイングを提唱。

後方からの映像では解りにくいが、2010年ごろからはその動きは顕著となる。
2014年にショーリー氏とは契約解消しているが、スイング動作とタイガー選手の
ケガとの因果関係は解らないが、幼いころから途方に暮れるほどの練習量を
こなしているだけに、スイング動作だけではない筈で、筋トレマニアでもある
タイガー選手は、戦線離脱の時期でもトレーニングは積んでいただろうことは、
今大会の体つきを見れば明らかだろう。

タイガーほどの選手でも、師事者の影響を受けているのが解る興味深い映像でもある。

2013年にプロ入りした松山英樹選手はどうだろうか。


上の映像は、恐らくアマチュア時代にマスターズに出場した2011年当時の映像と思われる。
松山選手もタイガー選手同様、プロ転向後に身体が相当大きくなっている。

当然スイング動作にも影響する筈であるが、今のところは良い結果が出ている。
松山選手のスイングの特徴は、切り返しの間の長さだろう。

最近の映像を見ると間が短くなっているが、特定のコーチを付けていないので、
今後コーチを付けてスイングを変えていくことになれば、
スイング動作も見た目変わるかもしれない。


切り返しの間は短くなっているが、バックスイングでクラブフェイスをシャットに
上げる動作はアマチュア時代より、度合いが増している様に見受けられる。

以前は、スクエアがもてはやされた。
構えは目標に対して、スタンス、肩、腰ラインを垂直にセットし、スイング動作中
クラブフェイスはスクエアに保つ事が安定した飛球を生み出す。
タイガー・ウッズ選手はその筆頭と言える。ゴルファー憧れのスイングだった。
ウッズ選手は、最終日スコアを崩し、トータル6アンダーで4日間を終えた。
大会2日目には65をだして、ホールアウト後のインタビューでも言っていたが、
テストの意味合いが強い、今大会であり、2017年シーズンに向けて満足の内容だっただろう。
タイガー陣営にとっては、存在を十分アピールでき、タイガーマニアにとっては、
いいクリスマスプレゼントとなった事であろう。


ファイナルラウンドは、15番でステンソン選手がバーディとして、スコアを4打伸ばし
松山選手とは2打差と、7打差から残り3ホールで肉薄している。

逆転もありえるが、どうだろうか?!
松山選手は、ここまで1オーバーと、本人は不甲斐ない思いだろう。
2打差で迎えた、最終ホールは両者共に、気持ちのいいティショットを放ち
松山選手は、グリーン奥から、絶妙なアプローチでピン横ぴたりと寄せ
ステンソン選手と小さくタッチ。
本日1オーバー出終わったが、最後は笑顔でホールアウト。
2017年シーズンは、メジャー制覇が期待できる、日本のゴルフファンは当然、期待してしまう。
タイガー選手に注目が集まった同大会ではあったが、松山選手にとって世界に存在をアピール
できた大会であった。






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